個人と法人ではどちらがよいですか?
事業形態を個人とするのか法人(会社)とするのかについては、事業規模、業種、将来をどう見込んでいるかによって異なってきます。
主な違いを下記の表にまとめました。参考にしてください。
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個人 |
法人 |
手続き |
届出のみのため、簡単で費用もかかりません。 |
会社設立のための専門知識と設立手続きに手間と期間、費用が必要です。 |
決算期 |
1月1日~12月31日。 変更することはできません。 |
任意に会計年度を決めることができます。 |
信用 |
法人に比べて高くありません。 |
信用力に優れるため、銀行等からの借り入れや、取引先の開拓、従業員の採用活動が比較的有利になります。 |
税金 |
事業所得が低い場合はあまり差がありません。 |
ただし、一般的には、所得が大きくなると法人の方が節税効果が高くなります。 |
それぞれにメリットやデメリットがあるので一概にはいえませんが、新規で開業する場合は、設立の費用がかからず手続きが簡単な個人事業からスタートして、次のステップとして法人化を考えていく方が多いようです。
個人事業をスタートする場合は、開業の相談から、書類の作成、記帳の指導、確定申告まで、「青色申告会」が相談に乗ってくれます。活用してみてはいかがでしょうか。
神奈川県内ですと、個々に青色申告会が存在しますが、小田原の青色申告会は公益社団法人ということで、神奈川全域を対応してます。相談だけでもいいでしょう。